豊橋市 公開情報の地図 #1(2026年8月10日公開予定)
yy(from THE CYBORGS)。豊橋で学んだ人間が、豊橋の公開情報を読む—— このレポートは、市が自ら公表している計画書・白書・決算資料を、 市民が読める形に翻訳したものです。意見や提言ではなく、 書いてあることの整理です。自分の話はここまでにして、以下はすべて市の数字です。
今後30年間で、施設の維持・更新に必要なお金のうち
約1,124億円が不足
必要額 約4,392億円に対し、用意できる見込みは約3,268億円(約26%不足)。 市の結論は「施設の延べ床面積を30年間で20%程度削減する」。 ——豊橋市公共施設等総合管理計画2026-2055(令和8年3月)p.52-53
あなたの校区は、この416施設の中でどうなっているか
「20%削減」の対象になりうるのは、抽象的な数字ではなく、実在する416施設です。 校区ごとに事情はまるで違います——延べ床面積のうち築40年以上が占める割合は、 八町校区で96.4%、吉田方校区で8.9%です。
市役所(八町校区・1978年築)も、総合体育館(吉田方校区・1988年築)も、 この416施設のうちの2つです。
必要なお金と、用意できるお金(30年間の累計・建物系施設)
上段: 維持・更新に必要な費用の内訳 / 下段: 現在の支出ペース(2024年度実績 約108.9億円/年)を30年続けた場合
| 項目 | 金額(億円) |
|---|---|
| 更新等(建て替え) | 約1,551 |
| 改修(大規模修繕) | 約2,000 |
| 維持管理・修繕 | 約841 |
| 必要な費用 計 | 約4,392 |
| 用意できる費用(108.9億円/年×30年、計画の試算値) | 約3,268 |
| 不足 | 約1,124(約26%) |
その建物たちは、いつ建てられたか(建築年代別の延べ床面積)
全416施設のうち建築年度が公表されている390施設。 1960〜70年代築(築47年以上)が全体の延べ床面積の半分を占める
| 建築年代 | 施設数 | 延べ床面積 |
|---|---|---|
| 1930年代 | 1 | 2,951㎡ |
| 1940年代 | 1 | 1,053㎡ |
| 1950年代 | 2 | 6,117㎡ |
| 1960年代 | 39 | 225,903㎡ |
| 1970年代 | 81 | 422,997㎡ |
| 1980年代 | 108 | 254,957㎡ |
| 1990年代 | 53 | 191,988㎡ |
| 2000年代 | 66 | 90,844㎡ |
| 2010年代 | 32 | 62,397㎡ |
| 2020年代 | 7 | 15,793㎡ |
「延べ床面積20%削減」の対象になりうるのは、この416施設です。
30年収支試算・費用内訳・延べ床面積20%削減目標 —
豊橋市公共施設等総合管理計画2026-2055(令和8年3月)p.52-53。
試算対象は建物系施設(インフラ系施設、上下水道局、市民病院を除く)。
2024年度維持・更新費実績(約108.9億円)は同計画p.34。
施設別データ(延べ床面積・建築年度・収支・利用者数)—
豊橋市公共施設白書2025 個別票。
白書の対象は公称417施設(軟式庭球場①・②が1枚の個別票にまとめられているため、
個別票は416票。本サイトの「416施設」は個別票の数)。
すべての取得ファイルのURL・取得日時・ハッシュ値、および集計スクリプトは
公開リポジトリに掲載。
数字の誤りを見つけた方はリポジトリのIssueでお知らせください。確認のうえ訂正します。